ＬＡＮ工事ドットコム
トップページ　/　設定のノウハウ　/　そもそもLANて何？　/　IPアドレス・サブネットマスク

IPアドレス・サブネットマスク

IPアドレス

　TCP/IPプロトコルを使って通信するときにどの機器と通信するのか指定しなければならないので、そのネットワーク内の機器に番号（住所＝アドレス）を振らないと指定できません。よって個々の機器（パソコンやサーバ、ルータなど）を特定するためのアドレスが必要になります。これがIPアドレスです。

　記述方法は10進数で0から255までの数値を４つ用い、ピリオドで区切って表します。（192.168.0.1等）　２種類ありまして、

１．グローバルアドレス

　インターネットは世界中に張り巡らされているネットワークですが、その中で特定の機器を探す為には唯一のアドレスを持っていなければなりません。世界中にひとつしかないアドレス、それがグローバルアドレスです。詳しくはこちら。

２．プライベートアドレス

　LAN内で使用するアドレスです。使用にあたっては特に制限がないのでLANの中で自由に使えます。
　一般的なのは192.168.0.0サブネットマスク255.255.255.0のネットワークです。LAN内でアドレスが重複しないように設定します。
　例えば、3台パソコンがあったとすると１台目192.168.0.2、2台目192.168.0.3、3台目192.168.0.4のように設定します。サブネットマスクはどのパソコンも255.255.255.0です。詳しくはこちら。

サブネットマスク

　IPアドレスのうちネットワークを表現する部分と機器を表現する部分があるのですが、その境目を表現するものです。
前出の192.168.0.1のアドレスで説明しますと

　よって、192.168.0のネットワークの1番のコンピュータ、ということになります。

ですから、このネットワークでは0～255までの256台が接続できることになりますが、0番と255番は使えないことになっていますので実際は1～254までの254台が接続できます。（192.168.0.1から192.168.0.254まで）
詳しくはこちら。