Bフレッツ vs auひかり 速いのは?

ひょんなことから管理人「どらあい」の自宅には2本の光ファイバー(Bフレッツ/auひかり)が配線されています。この機会を利用してどちらの光がより速いのかスピード対決をしてみることにしました。なぜ2本ひいているのか

スピード対決をする光ファイバーはNTT東日本「Bフレッツハイパーファミリータイプ」とKDDI「auひかりホーム」です。どちらも最大100Mbpsのスピードが出る接続プランです。

最大100Mbpsと言っても実際は100Mのスピードで接続されるわけではないのは周知の通りです。ベストエフォートサービス最大の欠点と言えますが、キャリアが違うとどれだけスピードに差が出るのか。これからFTTHサービスを導入しようと思っているあなたの参考になればと思います。

通信スピード測定方法

平日/週末のそれぞれ昼間(12:00~13:00)と夜間(22:00~23:00)においてノートPCとデスクトップPCにて測定。5~10回程度連続して測定し、最も結果が良好だったものを記録した。
測定時刻は平日/週末においてアクセスが多くなると予想される時間帯を設定した。

スピード測定サイト
スピードテスト/ブロードバンド通信速度測定サイト
http://speed.rbbtoday.com/

住環境
神奈川県川崎市内の一戸建て住宅

LAN環境
LANケーブル:カテゴリー5e有線接続

ネット環境

NTT東日本「B-フレッツ」 KDDI「auひかり
サービス名 ハイパーファミリータイプ
最大速度100Mbps(上下)
auひかり ホーム
最大速度100Mbps(上下)
プロバイダ DTI(ドリームトレインインターネット) @nifty(アットニフティ)

スピードテストに使用したPC

ノートPCノートPC
DELL LatitudeC610
デスクトップPCデスクトップPC
自作機
CPU Mobile Intel Pentium3 1.2GHz AMD AthlonXP 1600+ 1.4GHz
メモリ 512MB 384MB
HDD 20GB(ATA100) 120GB(ATA100)
LANポート 内蔵10/100Mbps PCI接続10/100Mbps
OS Windows2000 SP4
ブラウザ Internet Explorer 6
RWin設定 速度向上の裏技を参考

こういった環境にて測定しました。PCが古いので本当のスピード測定ができるか不安ですが、同じ建物、同じ時間帯、同じPCにての測定なので限りなく同じ条件になっていると思われます。さて、どうなるのでしょうか?

測定結果

ノートPCノートPC デスクトップPCデスクトップPC
Bフレッツ auひかり Bフレッツ auひかり
平日昼間 下り 54.00M
上り 56.90M
下り 89.14M
上り 89.55M
下り 56.35M
上り 52.56M
下り 92.56M
上り 88.46M
平日夜間 下り 52.81M
上り 37.01M
下り 79.30M
上り 70.36M
下り 56.85M
上り 26.37M
下り 91.02M
上り 81.46M
週末昼間 下り 54.19M
上り 35.57M
下り 92.13M
上り 88.36M
下り 64.13M
上り 41.33M
下り 92.22M
上り 91.09M
週末夜間 下り 37.56M
上り 8.75M
下り 82.33M
上り 81.21M
下り 51.00M
上り 16.10M
下り 91.58M
上り 92.31M

※測定値部分のリンク上にマウスカーソルを載せると、下の通信速度計測の画像が切り替わります。

スピードテスト結果

測定結果を受けての評価

auひかりが70~90Mbpsのスピードが出ているのに対し、Bフレッツは37~64Mbpsに留まっています。明らかに「auひかり」のスピードが速いということがわかります。

特に注目すべき点は2点です。

1点目はデスクトップPCにおける「auひかり」のスピードが、どのポイントにおいてもコンスタントに90Mbps近いスピードを計時しているところ。測定に使ったPCがかなり古いのにもかかわらずこの数字には驚きました。

2点目はBフレッツの夜間における上りスピードが目に見えて落ちているところです。

KDDIの「auひかり」サービスは首都圏限定のサービスなので、Bフレッツと比較すると絶対的な接続数が少ないはずです。従って時間帯によってはスピードが落ちてしまうのはある程度想定できた結果ですが、ページ検索やメール送受信といったインターネットにおける一般的な使い方をする上では、上記のような数値の違いで「速い」「遅い」を実感することはあまりないでしょう。

Bフレッツの上りスピードについては、スカパー!光やフレッツスクエアといった動画配信サービスの存在が大きいと思われます。先日「出張LAN工事」に伺ったお宅でスカパー!光を導入されていまして、実際に地上波やBSなどのテレビ信号を光ファイバーにて受信している画面を拝見する機会があったのですが、アンテナ受信と何ら変わりなく普通に映っていました。もちろんコマ落ちなどは皆無で「これが光ファイバー経由で来ている映像なのか?」と疑いたくなるほどスムーズな映像でした。

ただ、ノートPCにおけるBフレッツ週末夜間の上りスピードが8.75Mbpsという結果は少し気になる数字です。

接続スピード対決はauひかりの勝利

今回の実験結果では、単純な接続スピード対決はKDDIの「auひかり」に軍配が上がりました。ただ、同じFTTHサービスではありますがそれぞれのサービス内容がまったく同じという訳ではないのでどちらがいいということをここでハッキリさせる必要はないでしょう。それぞれのユーザーにおいて求めるサービスが違いますから、あなたに合ったFTTHサービスを選択するための参考になればと思います。

それにしても「auひかり」のスピードは速いですね。測定結果に表示されているスピードの平均値が50Mbps前後であることから、かなり速いということになります。スピード測定にはそれなりに速いPCが必要と思っていましたが、5~6年前のモデルでも光ファイバーのスピードを体感することができたのでまだまだ捨てたものではありません。とても嬉しいです。

プロバイダの違いはあるのだろうか

Bフレッツ/DTI、auひかり/niftyという組み合わせでのスピード測定でしたが、プロバイダが違うことでスピードに差が出るのかは正直不明です。両プロバイダともしっかりとした回線設備を整えているのでプロバイダ同士の差はほとんどないと思いますが、あるとすれば接続ユーザー数の違いぐらいではないでしょうか。

個人的な感想ですが、DTI、nifty共に使い勝手は何も変わりません。料金の差もほとんどありませんしトラブルも全くと言っていいほどない。強いて言うならniftyはサポートセンターの電話が若干つながりにくい、ぐらいですが不満というほどのものではありません。両方ともお勧めできるプロバイダです。


今回は首都圏限定の情報となってしまいましたが、興味深い内容であったと思います。実際にスピードを測定している時、自分自身がかなり興味がありました。もうしばらくするとBフレッツは撤去されてしまうので測定結果をページに残すことができ満足しています。

関連リンク

光ファイバーが2本来ている理由

白→B-Flets 黒→ひかりone
拡大表示

ただ単純にBフレッツからauひかりに乗り換えただけでして、auひかりの宅内工事が終わってからひかり電話の切り替えが終わるまで2~3週間かかるので2本引かれた状態なのです。

実はBフレッツを導入する前はKDDIのauひかりTタイプ(旧TEPCOひかり)だったのですが、Bフレッツにしてからスピードの遅さにかなり不満でした。

そんな矢先、自宅にauひかりの営業が飛び込みでやってきて、auひかりホームに切り替えて頂けたらBフレッツの解約違約金を肩代わりしてくれるというので、喜んでサインしました。違約金の領収書を送ってくれれば額面通りの金額を郵便小為替で送ってくれるとのこと。(こんなこと書いていいんだろうか)

とにかく何も出費することなくBフレッツからauひかりホームに切り替えられたので満足しています。プロバイダも以前から使用していたnifty1本に集約することができ、さらに4ヶ月間接続料無料のキャンペーンも適用されるのも大きいです。

画像は浴室天井裏の様子です。手前の白い四角がNTTのIP電話アダプタ内蔵ルーター(GE-PON)、天井の梁に壁掛けになっている左がauひかりのONU、右がホームゲートウェイ(ルーター)です。スピード測定の際はここでHUBからのLANケーブルをBフレッツとauひかりにつなぎ変えました。

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