CD管というのは電線やケーブルを通すパイプのようなものです。普通のパイプと違って自由に曲げることができ、さらに波型の形状をしていることで電線やケーブルを通す時の抵抗が少なくなり、簡単に通すことができる配管材です。 一般住宅において電話線を配線する際に先行して配管されていることが多く、電気工事業界ではスタンダードな部材になっています。建物を建てているときに配管するのが基本的な使い方です。 正式には合成樹脂製可とう電線管(Combined Duct)と言います。「可とう」とは自由に曲げることができ、すぐに戻ろうとする性質がある、という意味です。 可とう電線管にはCD管の他にPF管(Plastic Flexible Conduit)がありますが、違いは
となっています。また、CD管はPF管と区別をするためにオレンジ色になっています。 一戸建ての木造住宅においては(マンション等でもたぶん同じだと思います)建物が出来上がった後に電話線を通すというのが一般的なので、電話のモジュラジャックを設置するところまでCD管が前もって配管されています。よって後から電話線を簡単に通すことができるのです。
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他にも、サイズの違うCD管同士を接続するカップリングや、ボックスに斜めに接続できるコネクタなどの付属品も多種多様に用意されています。詳しくは未来工業㈱のホームページでご確認ください。 未来工業㈱ホームページ http://www.mirai.co.jp/ LANケーブルを配線するときも、建物の新築時に先行してCD管を配管しておくととても便利なのですが、私の家は電話線用に配管してあるだけです。今となっては後の祭りでネットワーク用の配管をしておけば良かったと後悔しています。配管がされていれば、ケーブルを追加する、あるいは入れ替えるといったことも自由にできるので、これから新築またはリフォームされるという方は、絶対に先行して配管をしておくことをオススメします。 実際の施工に関する注意(商品に表記されている内容です)
呼び線入りのTLフレキ呼び線があらかじめ挿入されている「TLフレキ(pdfファイル)」という製品が未来工業から発売されています。製品の機能自体はCD管と何ら変わらないのですがCD管のオレンジに対してTLフレキは黒。呼び線入りのものを配管すれば後で通線する際に手間が掛からず便利です。 しかしこのTLフレキ、なかなか入手するのが難しいようで近くのホームセンターには売っていましたがネット上で販売しているところは私の知る限りありません。CD管のほうがTLフレキより安価なので工事業者としてはCD管を選択するのが自然な流れとは思いますが、新築時に自分で配管するという方にはもってこいの製品なのでもっと扱ってほしい資材です。 CD管にはLANケーブルを何本通すことができるのか?CD管に複数LANケーブルを通すケースもあると思いますが、何本通すことができるのか実験してみました。手元にあった余っている呼び16と22のCD管での実験です。 通したケーブルは
です。(画像がハッキリしていなくて申し訳ありません。ご勘弁の程を・・・) CD16(呼び16)
CD22(呼び22)
あまり同一管内に複数本のLANケーブルを通すことはないとは思いますが、同軸ケーブル(アンテナケーブル)とLANケーブルを同居させるケースはあると思いますので新築時やリフォーム時に先行配管する時の参考にしてみて下さい。 あくまで短いCD管での実験ですので実際に配管されたCD管とは条件が異なる部分があります。CD管の配管状況(曲がりの度合い)によっては通線できない場合もありますので余裕を持った配管サイズを選択されることをオススメします。 CD管は本来新築時に配管するものなのですが、壁の中にケーブルを通す要領でCD管を後から配管してみました。その作業の様子は「CD管を別フロアまで通す」のページでご紹介しています。 CD管の施工に関しての書籍があります。 東京電業協会技術部会発行
合成樹脂製可とう電線管理込時の養生法LAN工事関連書籍のページもご覧下さい。 |
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