屋内配線ケーブルの種類

屋内配線を行うにあたって、既に配線させているケーブルがどんな物なのか興味のあるところだと思います。ここでは屋内配線されているケーブルの種類を詳しく解説してみたいと思います。

主な屋内配線用ケーブルは以下のとおりです。

系統 ケーブル名 概要
電源系 VVFケーブル AC100V、200V用ケーブル。
IV電線 アース用単線ケーブル。
CVケーブル 被覆が黒で3芯。一般住宅においては電柱からの引込み線に使われる。DIYで使うことはまず無い。
信号系 同軸ケーブル テレビアンテナ(CATV)からの信号を通すケーブル。
電話・インターホンケーブル 単芯・2線構造のケーブル
LANケーブル PCネットワーク用ケーブル

電源系ケーブル

VVFケーブル

断面がフラット(F)になっていて2芯と3芯、4芯のものがある。断面が円形(R)のVVRケーブルもあるが屋内配線にはVVFの2芯(黒・白)、3芯(赤・白・黒)が使われる。

許容電流(流すことのできる最大電流)は1.6mmが15A、2.0mmが20A、2.6mmは30Aです。

画像はVVF1.6x2Cです。

VVFケーブル1.6mmx2C
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IV電線

屋内配線では緑色のケーブルがアース線として用いられる。細い物は単芯とヨリ芯、太くなるとヨリ芯になる。

画像はIV2sq(緑)です。

IV線2sq(緑)
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CVケーブル

電柱から屋内に電源を引き込むために使われるケーブル。途中、積算電力計(WHM)を通る。

被覆は黒色で一般住宅においては3芯。電力会社との契約によって太さが変わる。

信号系ケーブル

同軸ケーブル

テレビアンテナ(CATV)からの信号を通すケーブル。5C-2V、5C-FBなどがある。
5Cは芯線の太さを表し3C,5C,7C,10Cなどがある。2V,FBは被覆下のシールド構造を表す。2Vは銅線をメッシュ構造に編んだシールド、FBはアルミ線とアルミ箔によるシールド。

一般的には5C-FBが用いられることが多い。以前の製品はケーブルが硬くて曲がりにくいため取り回しが悪かったが(画像右)最近は柔らかいケーブル(画像左)が主流である。

画像の物は、両方5C-FBケーブルです。端末処理の方法を「同軸ケーブルの端子付け」でご紹介しています。

同軸ケーブル5C-FB
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電話・インターホンケーブル

単芯、2線構造のケーブル。

  • 画像左 被覆なし(TIV-Fコード)
  • 画像右 被覆つき(PVCカッド線)
    2線(1対)4線(2対)8線(4対)などがある。
電話・インターホンケーブル
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LANケーブル

ツイストペア(2本をより合わせて一組にする)ケーブル。被覆の中に4対収納されている。LANケーブルにはカテゴリーがあり、伝送スピードの違いとなる。

画像はカテゴリー5eUTPケーブルです。詳しくはLANケーブルのページをご覧下さい。

LANケーブルCat5e
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ごく一般的な屋内配線用ケーブルの種類をとりあえず並べてみました。

ここでご紹介した物はすべてホームセンターやDIYショップ等で販売されていますから、入手はそれほど難しくないと思います。使うときは結構な長さを必要としますので、お店に行ってどんなケーブルがいくらぐらいなのか見てみるといいかもしれませんね。

ここでご紹介したもの以外でもまだあるかもしれませんので、他にあるようでしたら追加でアップしたいと思います。また、「このケーブル何だ?」っていうようなものがありましたらお調べいたしますのでご連絡ください。あわせてアップしたいと思います。

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