いつでも最新のものが使いたい

旅というものは楽しいもので、車で遠出をする際は事前に自分なりのルートを作ったりするのも旅行のひとつのステップでして、それどころか行く予定のないところの地図まで開いて「こう行って、こう行って」などと考え、行った気分になる。地図を見るのってけっこう楽しい、大好きです。

お気に入りの地図は東京地図出版ミリオンシリーズ。最近のそれはデジタルデータ版で印刷がとてもキレイ、すごく見やすい地図です。

でも地図ってすぐ古くなります。書店に行ったときは必ず今持っている地図が新しくなっていないか(発行日が更新されたか)チェックしたものですが値段が高いのでそうそう買えません。どうして地図ってあんなに値段が高いんでしょうか、3,500円とかします。

パソコンにインストールして使う地図もいくつかありますけど、データが古くなるというところは紙の地図と同じでそのたびに出費しなければならない。うーん、なんかもっとスマートな地図ってないかなあ・・・

今はマピオンGoogleMapなどネット上の無料オンラインマップサービスがあり、かなり細かく表示されます。なので本屋で地図を買うということはほとんどなくなりましたが、さらに一歩踏み込んだデジタルマップがあります。ゼンリン電子地図帳「its-moNavi」です。

ソフト自体のダウンロードは無料で、試用期間中(15日)はすべての機能が無料で使えます。試用期間が終わると契約をする必要がありますが年間約2000円程度です。

地図データはインターネットからダウンロードし表示するのでいつでも最新の地図が表示されます。従ってそれなりの地図データを随時ダウンロードするのでブロードバンド環境でないと辛いです。逆にハードディスクにデータを格納しておかなくてもいいのがメリットです。基本的な機能であるズームアップやダウン、スムーズスクロールは無段階でできます。

そしてマピオンGoogleMapなどにはない機能、そして紙の地図では到底不可能な、住所からの検索、カーナビのようなルート検索(高速道路の料金まで)およびルートシミュレーション、距離や所要時間の計算など、カーナビそのままの機能もあります。オプションとして現在の渋滞情報を地図上に反映させる機能(ルート探索では出発日、出発時刻から渋滞を予測して最適なルートを引くことができる)もあり、WEB上の無料マップとはひと味違う奥の深いオンラインマップに仕上がっています。

全国の道路マップ(都市部においては詳細な屋形まで表示)を紙の地図で用意しようとすると相当費用が掛かりますが、それが年間約2000円で使えるというのは、地図好きな私にとっては安い値段です。買い換える手間もないですしね。

なにぶん無料で試すことができるので敷居は低いです。出かける前のルート作成をやらせてみて下さい。旅のイメージが膨らみますよ(^^)