キーボードの掃除

機械や装置を完全分解して徹底洗浄するのが私の趣味なんですが、キーボードやマウスももちろんその対象です。マウスは光学マウスになってから分解して掃除するということはあまりしなくなりましたが、キーボードは全バラし掃除をします。え?やりすぎ?!

秋葉原などのジャンクショップなどには、保証ナシのキーボードが50~100円で売っていたりします。が、その汚さときたらハンパじゃない。だが保証ナシとは言うけどキーボードの機能としては問題ないものがほとんどで、キレイになればまだまだ全然使えるものです。もったいないですよ、ホントもったいない。

そんな瀕死の汚れにあえいでいるキーボードを生まれ変わらせるキーボードの掃除についてご紹介します。

掃除前のキーボード
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掃除する前のキーボードです。

このキーボードは富士通製「FMV-KB321」1996年製です。キータッチがとてもソフトで必要以上の機能がなくとてもシンプルな作りです。

知人から頂いたものなんでジャンクショップにあるものほど汚れてはいません。なのでBefore/Afterの差がそんなに出ないと思いますが、分解洗浄が趣味なんで当然のごとく作業をします(^^)

キーボードのアップ
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汚れてはいないと言っても、良く見れば少なからず汚れています。

特にキーの下のホコリとかキーの側面とかがどうも気になっちゃうんですよねえ・・・

見えているビスは全て外す
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とりあえず、見えているビスは全部外します。と言っても裏面にある3個ですが。キーボードの角度を変えるための足も取れるので外しておきます。

キートップを外す
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ビスを取っただけでは分解することはできません。ツメでパッチリはまっているようです。

ツメを外すためにキートップを外します。キートップは画像に写っている白いベース部にはめてあるだけなので、手で引っ張ればポロポロ取れます。でも109個外すのは結構時間がかかってちょっとしんどい。

うーん、汚れが見えてきた。

キーボードパネルが外れた
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キーボードベースとキーボードパネルが外れました。

パネルはベースにツメによってはめられていて、そのツメを一つ一つ外さなくてはなりません。(ベース部分のグレーのゴムの中に見えている四角いものがツメ)キートップを外すことによってツメが見えますので丁寧に外してあげます。

ゴム部分のアップ
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ゴム部分の拡大画像。

たくさんのツメで固定することにより、キータッチを安定させる事ができる構造のようです。ゴムの丸い部分にキーが乗りゴムの反発する力でキーを支えています。

ホコリがひどいですが、このキーボードはタバコのヤニが付いていないので全然キレイな部類です。

キーボードパネルのアップ
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キーボードパネルのアップです。

キーボードにはSPACEキーやSHIFTキー、ENTERキーなど他より大きなキーがあります。大きなキーでも白いベースは1個なのでもともとベースがない部分もあります。(画像のベースがない部分は左SHIFT)外す時にベースがついていない箇所を覚えておかないと後で困りますのでデジカメなどで写真を撮っておくといいです。

キーを支える白いベースも取り外して洗います。汚い・・・

キーボードの分解完了
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全てのパーツが単体になりました。

右に見える赤いものはクルマの内装はがしです。ドアトリムやコンソールパネル等を外す時にとても便利でカー用品を取り付ける時に良く使うんですがプラスチック製なのでパネル等にキズをつける心配がありません。今回のキーボード分解にも使えました。

キーボードの機械部分は一番上に見える小さい基板とシートなので、これ以外は水洗いできます。

キーボード水洗い
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ということで水洗い開始です。

軽く中性洗剤を使って手でこすれば簡単に汚れは落ちていきます。でも尖った部分もありますから注意して洗いましょう。毛足の長いブラシ(古い歯ブラシとか)を使うといいです。

キートップとベースも水洗い
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キートップとベースも水洗いです。

以前は一個一個ていねいに洗っていたんですが最近は面倒なので、ざるそばを作るときの要領で軽くもみ洗い?で終わらせます。それでもまあまあキレイになります。

水洗い終了
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水洗い終了しました。

機械ですから完全に乾燥させる必要がありますが、まあいいやと思い適当に拭いただけで組み立て作業に入ります。(大丈夫かよオイ)天気が良くて時間があるのなら天日干で乾燥させましょう。

白いベースをトップパネルへ
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組み立て作業は逆の手順で行えばいいわけですから特に難しくはありません。(これが面白いんですよねー)

この時、白いベースをはめる筒状のものが折れていることに気付きました。(4枚目画像のスペースキーすぐ上)どうやらキートップを外す時に勢い余って折り取ってしまったようです。ありゃりゃ・・・アロンアルファを使って直しました。

画像では白いベースのハメ方が間違っていますね。(左SHIFTキー部分)

大きいキーにはサポートがついている
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大きいキーにはキーの裏に金属製のサポートがついています。

このサポートのおかげでガタつくことなくキーを支えることができるんですね、「うーん、なるほど」などと少し感心してしまいます。(水洗いする時はサポートを外しましょう。引っ張れば外れます。)

分解をするとどうしてそういう構造になっているのか理由が分かるときがあってとても面白い。やめられないです(^^)

サポートを固定してからキートップを固定
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サポートのあるキーはサポートを先に固定してからキートップを固定します。

このキーボードでサポートのあるキーはENTER、左SHIFT、テンキーの「0」の3つでした。

カーソルキーは確認が必要
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カーソルキーは4つ並べて位置を確認してから戻します。

よく見ればどれがどの方向のキーかがわかりますが一応比較して確認するようにしたほうが間違いがありません。

キートップ装着終了
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全てのキートップが元通りになりました。

キーの配置がわからなくなることがありますが、そんな時はサプライ用品を取り扱っているカタログ(サンワサプライとかエレコムとか)を見れば載っていますので大丈夫です。ばらす前に写真を撮っておくのも手です。

エレコムのWebサイトキー配置イメージがありました。

キーボードパネルを取り付け作業終了
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キーボードパネルをはめ込んで裏のネジを留めれば終了です。

心なしかキータッチが良くなったように感じるのは気のせいでしょうか、とても気持ちがいいです。作業時間は1時間程度でした。

掃除後のキーのアップ
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掃除後のアップです。

キーをまとめて洗ったので多少汚れは残っていますがこんなもんでしょう。折れたキーは「V」キーですが問題なく使うことができています。

キーボードやマウスなど手で触るものはどうしても汚れがついてしまいますので、汚れが目立ってきたら掃除してあげればいいと思います。ちょっとエコロジーな気分も味わえてなんか気持ちいい。(^^)ぜひやってみて下さい。


タバコを吸う、あるいはコーヒーなどを良く飲むという方の中はキーボードカバーをされている方も多いと思いますが、あれってなんかキータッチが重くなってやりにくくありませんか?市販されているキーボードカバーはどれもシリコン製なのでどうしてもキーが重くなりがちです。

また、PCを買い換えたりするとキーボードも変わるので今まで使っていたカバーが使えなくなり新たに購入する必要もあります。もったいないと思うのは私だけでしょうか。

そんな理由でキーボードカバーを使っていなかったんですが、サンワサプライiconからフレキシブルに対応できるキーボードカバーが発売されています。特にノートPCはキーボードの下にCPUやHDDなどの中枢があるわけで、水に濡れたら終わりです。ノートPCには必須と言えます。

デスクトップPC用

FA-MULTI2iconサンワダイレクトicon
フリーカット方式のカバー。キーボードの大きさに切り取って使用します。0.15mmポリウレタン超薄素材使用で破れにくい粘着性シートによりかぶせるだけでピッタリ固定されズレなし。汚れたら外して洗えば何度でも使えます。
FA-MULTIiconサンワダイレクト icon
シャワーキャップ型で取り付け簡単なカバー。どんな形のキーボードでも取り付けられます。裏面に巻き込むようにカバーするので横からの水などの侵入も防ぐことができます。0.035mmの超薄素材でキーがはっきり見え、しかも破れにくい。

ノートPC用

FA-NMUL2iconサンワダイレクトicon
 丈夫で破れにくい0.15mmポリウレタン超薄素材使用。水やホコリからノートPCを守ります。粘着性シートによりキーボードにかけるだけでピッタリ固定。両面テープなので固定する必要ナシ。ノートPCのキーボート部分の大きさに合わせてカットして使うのでどのノートPCでも使用可能です。
FA-SMUL2iconサンワダイレクトicon
 放熱性の高いシリコン製で高熱になるノートPCでも安心して使えます。0.15mmの超極薄素材使用でキーボードの文字もクッキリ、水洗いすれば粘着力が復活するので何度でも使えます。大きいサイズのノートPCにも対応する余裕のサイズでノートPCを選びません。

デスクトップPCはキーボードを交換すれば事足りますが、ノートPCは本体そのものが逝ってしまわれる可能性がありますので保険をかける意味でも事故に対する対策を講じる必要があるのではないでしょうか。まあ、それ以前にPCを触る時は「飲まない、食べない、吸わない」を徹底すればいいんですけど、なかなかそうもいかないんですよね・・・。

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