縮れたコードはキッチンで直そう
携帯電話のSD-Audioを使うためにヘッドホンを買いました。耳の穴にフィットするインナータイプのヘッドホンでとても付け心地が良く、外からの音を遮断するしヘッドホンからの音も外に漏れない。気に入って使っています。
が、パッケージに収められていたときのコードを束ねる癖がついていて首や服にくっつき、首を振るとコードがつれる事がよくあります。このコードの縮れって直せないものなのか・・・?などと考えていてふと子供の頃を思い出しました。
それはガチャガチャ(今で言うガシャポン/ガチャポン。カプセルトイが正式名称らしい)で出したカプセルの中で折り曲がってシャチホコのようになったスーパーカー消しゴム。あれの癖を直して喜んだことが甦ってきました。
どうやって直したか?それは沸騰するお湯の中に入れるだけという単純なものです。理屈はよくわかりませんが温度が上がるとゴムの粒子が揃う(元に戻る)んでしょうか。コードの縮れもきっと取れると思い実践してみました。
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縮れた状態のヘッドホン。写真では縮れているのかよくわかりませんが、縮れています(^^) 夏の暑い時期に首に汗をかいてコードがぺったりくっつくことがあるんですよね。あれかなり不快です。 |
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ぶら下げてみるとご覧のとおり。真っ直ぐになりません。 キッチンでお湯を沸かしてスタンバイ。 |
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耳に装着する部分両方とプラグを持って、コードをお湯の中に入れます。 手が熱くなるので火加減を最小にして投入。茹で時間は1分程度で。 |
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茹で終わって再度ぶら下げてみると、おお!縮れが取れてる。 子供の頃の経験が役に立った。 |
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延長コードの縮れも取りました。スッキリです。 |
ストレートパーマのように一直線になるわけではありませんが、かなり縮れが取れました。特にヘッドホンから出ているコードの縮れが取れて真っ直ぐ下に伸びるようになったので使い心地も見た目もいいです。
別に気にせずに使っていれば自然と真っ直ぐになってくるんで必要なテクではないんですが、縮れが気になる方ぜひやってみて下さい。面白いです。
ここで縮れを取ったヘッドホンはオーディオテクニカのATH-CK31、カラーはブルー(BL)です。ヨドバシカメラで実際に装着してみて、付け心地、音質、値段の面で気に入り購入しました。
こんなに小さいのにしっかりした音が出てきます。また、耳の穴にすっぽり入れるイヤーピースが外の音を遮断し、反対にヘッドホンの音漏れも防ぐ構造。音量を低く抑えることができるのでバッテリーの負荷も軽減でき、ポータブルオーディオには好都合です。
マイナス部分としては、耳の穴をふさいでいる状態なので自分の声が大きくなります。少し静かな場所に行くと自分の呼吸音も聞こえてきます。また、外の音が聞こえなくなるので道路を歩いているときや自転車に乗っているときなどは危険度が増す可能性があります。気をつけましょう。(自分に言ってます)
自分は携帯で音楽を聞く程度なのでこれぐらいのスペックで十分です。新しくヘッドホンを買ったら、縮れを取ってスッキリと音楽ライフを楽しみましょう!?