外壁への配管配線

2階リビングの外壁に設置されている埋め込みボックスLANコンセントを設置するため、埋め込みボックスを拡張しCD管を配管、LANケーブルを配線しました。ここではその工事の様子をご紹介します。

間仕切壁は壁の中が空洞になっていて配線しやすいのですが、外に面している壁(外壁)には断熱材が入っているのでなかなか思うように通線することができません。今回は天井裏からケーブルを落とすのではなく床下から立ち上げる方法で配管配線を試みました。

CD管を別フロアまで通す」のページで配管したCD管を途中まで利用します。1階クローゼット内に設置した天井点検口内のボックスに新規にCD管を接続し分岐しようと思います。

天井点検口
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2階の床下から配線するので、例によって1階の天井に点検口を設置します。

製品の袋に開口寸法などが記載されていますので、それを参考にします。天井点検口はホームセンターなどで普通に売っている資材です。(2,000円程度)

点検口の設置場所
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設置する場所は1階クローゼット内の天井です。

前回設置した天井点検口と同じ場所に見えますが反対側のクローゼットです。位置関係は管理人「どらあい」の家をご覧下さい。

卦書いた線にそって切断
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今回は手抜きをして、設置する点検口を天井にあててその周りをけ書きました。

線が曲がっていないことを確認して、廻し挽きノコギリでいざ切断です。ゴリゴリゴリ・・・

穴あけ終了
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穴開け終了です。

ベニヤ板のみで下地材もないので30分ぐらいで終わりました。でも上を向きながらの作業は疲れますねー。切断面が毛羽立っているのでヤスリなどで落とすんですが、手持ちにヤスリがなかったので軍手をはめた指でむしり取りました。適当・・・(^^)

外壁に入っている断熱材が見えます。

点検口設置終了
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点検口の枠を取り付け、フタ部分に切り取ったベニヤをはめて点検口の設置終了。

さて、ここから本格的な通線作業の開始です。作業をする時フタは邪魔なので外します。

外壁面をじっくりと眺める
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外壁面をじっくりと眺めます。

見えている間柱の左側に埋め込みボックスが設置されていると予想されます。CD管を通す隙間がありますね、見込んだ通りの状況で一安心です。

CD管の配管ルートを探す
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となりのクローゼットにある点検口部分から配管するルートを確認します。

天井材と野ぶち受けの隙間にCD管が通るので特に問題無し。

LANコンセントを設置する場所
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リビングにあるコンセント(右側)にLANコンセントを増設します。左にあるのはガスコンセントです。

埋め込みボックスを外し、スケールを入れてみる
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コンセントと埋め込みボックスを外して取り出し、スケールを入れてみます。

断熱材は布団のようにやわらかいので押し込むことで空間ができます。今回は床下から立ち上げるのでそれほど邪魔にはなりません。

コンセントの外し方は「壁コンセントのしくみ」をご覧下さい。

点検口からスケールが見える
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上から入れたスケールが見えました。

スケールは直進性がいいのでこういうところを通すのに重宝します。

スケールを引き出す
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スケールを引き出します。

反対側からCD管を入れてみる
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反対側の点検口から新設した点検口近くまでCD管を通します。

横着をしてCD管を押し込んで新設した点検口まで届けばいいんですけど・・・

やっぱり呼び線が必要でした
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やっぱり呼び線がないとうまく通ってくれません。

仕方ないのでコンセントの穴から入れたスケールをそのまま伸ばして反対側の点検口近くまで通します。CD管に丸まるクセがついていて押し込んでもうまく行きませんでした。手抜きはいけませんね。スケールを呼び線代わりにします。

スケールにCD管を接続
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スケールCD管を接続します。これで反対側から引っ張れば通るハズです。

CD管が天井裏を通った
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CD管が天井裏を通ってきました。

このまま続けてコンセント穴からスケールを引っ張ってCD管を立ち上げます。

CD管立ち上げ
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CD管が引っかかるので引っ張るのは無理、しかもスケールの頭が邪魔なので通ってくれません。

スケールを外して、CD管のみを下から押し込んでみます。

CD管が出てきた
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CD管が出てきました。

ここまで来ればCD管の配管はほぼ終わりです。

ボックス穴拡張
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2個用スイッチボックスを設置するために穴を拡張します。

拡張の際は壁の裏側に何もないことを確認してから行うようにします。ちょっとなんか広げすぎたかな・・・

2個用ボックスを挿入し間柱に固定
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2個用ボックスを穴に挿入しCD管をボックスに接続、ボックスを間柱に木ネジで固定します。

CD管を接続する部分のノックを取ってからボックスを入れて、壁の中でボックスとCD管を接続します。CD管とボックスはワンタッチでつながりますからそれほど難しくはないです。

以前設置した点検口内ボックスにCD管を接続
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CD管の反対側は以前設置した点検口内にあるボックスに接続します。

ここも接続はワンタッチでできます。CD管の両端がボックスに接続できたらCD管を固定するためにサドルを適当に打ちます。

ここまでで配管作業は終了となります。

CD管内にLANケーブルを通線
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早速LANケーブルを通線します。

浴室天井点検口から通線スチールを入れ、1階クローゼット天井にあるボックスを経由して新設したCD管からスチールを出します。

LANケーブルを接続して浴室の天井裏から引っ張ります。

接続ボックス地点でLANケーブルに余裕を持たす
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接続ボックスでLANケーブルを引き出して長さに余裕を持たせます。

将来、ここからケーブルを分岐させる場合HUBを設置することになります。その時のためにHUBに接続できる長さを確保しておきます。

LANコンセントに接続
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LANケーブルが通線できたらルータ側にRJ-45コネクタ、リビング側にLANコンセントを取り付けます。

画像はパナソニック電工の情報モジュラ「ぐっとす」カテゴリー5e用ホワイト(型番:NR3160W)です。

NR3160W パナソニック電工「ぐっとす」カテゴリー5e用
型番:NR3160W
取付枠に取り付けボックスに固定
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LANコンセントを取付枠に取り付けて、ボックスに固定します。

水準器を使って水平を確認します。

フェイスプレートを取り付けて完成
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フェイスプレートを取り付けて完成です。

これで、リビングにあるテーブルにノートPCを置いてネット接続ができるようになり便利になりました。

外壁への配線ということでご紹介しましたが、床下から立ち上げての配線なのであまり参考にならないかもしれません。しかし天井裏からケーブルを落とす方法でも初めにスケールを呼び線代わりに使えば目的の場所まで届かせることができますので、(点検口があれば、という条件付になりますが)そんなに難しいということはないと思います。

電源コンセントの埋め込みボックスを拡張してLANコンセントを増設するというのはよくあるケースだと思います。こうすれば電源と信号が取り出せて便利ですよね。デスクトップPCを置く予定でしたらLANケーブルにプラスしてテレビアンテナ線(同軸ケーブル)を同時に配線するとさらに便利です。最近のPCはテレビチューナー内蔵モデルもありますからスマートに配線できます。

CD管を配管しないで直にケーブルを配線するのでもいいんですが、あとのメンテを考えるとCD管があったほうが便利です。ここで使ったCD管は16サイズで50mひと巻きで1,300円ぐらいですから高いものではありません。できるだけ配管することをオススメします。