廻し挽きノコギリ(まわしびきのこぎり)

壁や天井の穴開けにはコレ以外にありません

天井点検口の設置や埋め込みボックスの設置など、壁や天井に穴をあける際に使用する道具が廻し挽きノコギリです。挽き廻しノコとか中ぐり鋸とかいろいろな呼び方があるようですが「廻し挽き」というのが一般的みたいです。

刃がらせん状に付いてる「ファイルソー」というものも同類です。

廻し挽きノコギリ
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普通のノコギリと違って曲線部分を切断しやすいように刃が細く短く作られています。しかし切断能力は一般的なノコギリとほとんどかわりません。柄の部分は刃を上に向けて使うときにも握りやすいような形状になっています。

廻し挽きノコギリの刃の部分
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刃の先端は高さ5mmほどで細いです。普通のノコギリ同様、刃の向きが手元方向なので引くときに力を入れるように使用します。

柄の部分にあるボルトを緩めると刃が取れて交換することができます。

ファイルソー
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こちらはファイルソーというノコギリです。壁(石膏ボード)を切ったり穴を開けたりするのによく使います。スパイラルソーという呼び方もあるようです。

「木材やベニヤ等にも使えます」とパッケージには書いてありますが、木材等をこれで切断したことは無いですね。たぶん切りにくいんじゃないかなあ。

使いっぱなしで刃が汚れたままです、汚くてスミマセン・・・

ファイルソー先端はドリル状
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ファイルソーの先端はドリル状になっているので石膏ボードの穴あけなどでは取っ掛かりの穴を開けるのにとても重宝します。便利です。

ベニヤ等は薄いものでも手で穴を開けるのは固いし面倒なので、電動ドリルで穴を開けてから廻し挽きノコで切断するようにしています。

らせん状の刃で全方向切断可能
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ノコギリ部分はらせん状に刃が並んでいるので、どの方向にも切断することができます。従って、四角く穴をあける時にコーナーで刃の向きを変える必要がありません。

また、穴を広げる時は棒ヤスリのような使い方をすれば容易にできます。パネルボックス天井点検口などの穴の大きさ調整などですね。

埋め込み配線を行う際はLANコンセントなどを設置するでしょうから埋め込みボックス穴を拡張する、なんていうことがよくあります。そんな時に必要になってくる工具ですので用意しておきたいですね。特にファイルソーは石膏ボードのくり抜き作業において使い勝手がとてもいいです。石膏ボードのくり抜きが主なので、刃渡りが短い方が使いやすくなります。

作業のノウハウ」のページでも廻し挽きノコ、ファイルソーが度々出てきますので使用方法等そちらも参考にしてみて下さい。

廻し挽きノコギリ

ファイルソー

SK11
くりぬくぞう200mm
トラスコ中山
ファイルソー160mm
TFSS_4500