センサーライト取り付け

自転車が盗まれた

半年ほど前に、自宅前にある自転車置き場から自分が普段使っている自転車が盗難されました。かなり年季が入っている自転車だったのでカギも掛けずに置いていたのが悪かったようで、あんな汚い自転車でも盗まれるんだと驚いたと同時に、自転車がなくなるとこんなに不便になる、ということを痛感しました。きっと離れた駅まで乗って行ってそのまま放置したと思われます。やられました。もちろん盗難届けは出しましたがいまのところ音沙汰ナシです。戻ってくることはもうないと思っています。あ~あ。

自宅には他にもカミさんのと子供たちの自転車がそれぞれあるので、盗難があって以来カギを掛けるようになりましたが、いまいち不安が拭い切れないので自転車置き場に向けてセンサーライトを取り付けることにしました。

道路を歩いていたり、自転車で通ったりするとたまに設置してあるセンサーライトが点灯することがあります。人の動きに合わせて点灯するセンサーライトは少しドキッとしますね。別にやましい事をしているわけではないのですがとにかくビックリします。このドッキリ感が防犯に役立つと考えました。

監視カメラを設置しようかとも考えたのですが

  • 犯人を特定するのではなく防犯が目的
  • カメラと比較すると設置が簡単で安い
  • 街灯の光が届かない付近に設置するとより防犯効果が期待できる

と考えセンサーライトを設置することにしました。いつものようにその設置状況をご紹介します。

セキュリティセンサーライト「MSL-75H2」
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購入したのは、マクサー電機というメーカーのセキュリティセンサーライト「MSL-75H2」というものです。

屋外で使える防雨型で75Wハロゲン球2灯装備。ライトの向きをそれぞれ自在に変えられるというところが気に入りました。近くのホームセンターで\2,500程度でした。

センサーライト同梱品一式
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中身はライト本体(電源コードは直結で長さ3m)、壁取り付け用木ビス、コンクリート部取り付け用アンカー、取扱説明書です。

センサーライトの取り付け面部分
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センサーライト本体の取り付け面部分です。

明るさと熱を感知するセンサーの調整つまみがあります。

センサー調整用ダイヤル
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センサー部分の調整つまみです。説明書によると

点灯時間調整ダイヤル 左(+側)いっぱいに回すと約4分、右(-側)いっぱいで約10秒点灯します。

センサー感度調整ダイヤル 左に回すほど周囲が明るくても動きを感知して点灯します。右に回すほど周囲が暗くならないと点灯しません。

と書いてありますが、例えば真ん中でどれくらいという目安がないので何回か実験して調整するしかないようです。1回設定してしまえばいじることはないのでしょうが、ちょっと説明不足かな・・・

電源コードを外すためフタを開ける
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電源コードを配線するのに電源プラグが邪魔なので、いったん本体から電源コードを取り外します。

圧着端子で接続されているので、ペンチで圧着部分を広げてコードを抜きます。電源コードがつながっている端子だけですよ(^^)

つながっているコードの色を確認してから外しましょう。デジカメや携帯で写真を撮っておくのがいいと思います。

電源コードが外れた
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圧着されているだけなので、端子が外れればコードもバラバラにできます。

電源コードを外して本体から外します。これで壁にあける穴の大きさを最小にすることができます。

取り付ける部分の壁に穴あけ
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取り付ける壁に穴を開けます。

自転車置き場に程近い壁を選んで穴あけ。右に見える穴はちょうど間柱の上に開けてしまって失敗しましたorz 気を取り直し、少しずらして再度穴あけです。電動ドリルで取っ掛かりをつけてファイルソーで貫通させました。防水シートを貫通させるのに少し時間が掛かりました。

バルコニーの下なので通常雨が掛かることはない場所ですが、水が浸入しないように穴あけの際、気持ち下から上に角度をつけて穴あけします。

場所は管理人「どらあい」の家の1階部分でご確認ください。

呼び線用のワイヤーを挿入する
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呼び線にする細いワイヤーを通して屋内へ誘導します。

通線スチールは頭が大きすぎて入りませんでした。腰の強いワイヤー(針金)が便利です。

呼び線を引っ張り出す
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外壁への配管配線」で設置した天井点検口から、挿入したワイヤーを引っ張り出します。

思いのほか近くに穴が開いたようで、探すのに苦労しなくて済みました。天井点検口が設置してあると何かと便利ですd(^^)

引き出したワイヤーに電源コードを接続
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すかさずワイヤーにセンサーライト本体から外した電源コードを接続します。

あけた穴が小さいのでなるべくコンパクトに、それでいてしっかりと接続します。ビニールテープが見当たらすガムテープでの接続です・・・

電源コード通線完了
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穴が小さくてなかなか通りませんでしたが、その都度少しずつ穴を大きくして無事通線することができました。

元通りに圧着端子を使って結線
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元通りに圧着端子で結線します。

カバーとゴムブッシングを先に通してから結線します。カバーを通す向き、ゴムブッシングの向きにも注意。実はカバーもゴムブッシングも通さずに圧着してしまい失敗してます・・・何をやっているんだか、しっかりしろよオレorz

使用した圧着端子は絶縁閉端接続子(CE-2)、圧着工具は閉端子用圧着工具「DENSAN DC-20M)です。

木ビスでセンサーライト本体を壁に固定
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木ビスでセンサーライト本体を壁に固定します。

付属の木ビスは長すぎたので、コーススレッドを使って固定しました。壁にあけた穴にはコーキングを施し防水処理をしています。

※コーススレッド:石膏ボードの固定やウッドデッキ製作時などに用いる木ビス。ネジのピッチが荒くネジ山が高いため簡単にネジ込め保持力も高い。

天井裏にコンセントを設置
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電源は近くにあるコンセントからVVFケーブル(1.6x2C)で送り配線をして天井裏に設置。

余っている埋め込みボックスと埋め込みコンセントを設置しました。プレートはナシ、ここら辺は適当です。

通線した電源コードを挿して工事終了
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通線した電源コードを挿して配線工事は終了です。

天井裏作業は狭いので暑かった・・・かなりいい汗かきました(;^_^A アセアセ・・・

とりあえずの動作確認
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正常に動くか確認をします。

明るさ調整ダイヤルをテスト側に回して点灯するか確認。おぉ~点いた!よしよし。でもあんまり明るくない気がする。昼間だからか?防犯灯の役目を果たすのかいささか心配です。

センサーライト動作時の画像
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夜間の作動時の状況。

意外と明るいのにビックリしました。これなら問題なく役目を果たしてくれるでしょう。夜、自転車で帰ってきたりした時にも自動で照明が点いて便利です。

画像はフラッシュなしで撮影しています。

値段や風貌から防犯灯としての役目を果たすのか設置している間じゅう不安でしたが、設置して良かったです。これで多少なりともセキュリティが向上してくれれば言うことナシです。

防犯が目的ではなくても自動で照明が点くのは便利で、ガレージ、倉庫などでの使用にも向いていると思います。ソーラーパネルでバッテリー充電し駆動するタイプもあり、この手の照明器具の用途はさまざまです。使いこなして快適な生活を送りたいものです。

ここで取り付けたライト

マクサー電機 センサーライト「MSL-75H2」 マクサー電機「MSL-75H2」

マクサー電機 セキュリティセンサーライト「MSL-75H2」

Yahoo!ショッピング楽天市場の検索結果を見るとなんでこんなに値段が違うの?っていうくらい違います。こういう物は家電量販店とかホームセンターで山積みにされて売っているのを狙って買った方が安いかもしれません。この機種にこだわる必要もないですが・・・