家庭内にネットワークは必要か

近年、インターネット接続と言えばブロードバンド。ADSL、光ファイバーといった高速・常時接続が主流です。家の外から電話線や光ファイバーを導入し、いわゆるモデム(ADSLLモデムやケーブルモデム等)を繋ぎ、LANケーブルでPCとLAN接続するのが一般的な方法です。

近頃のパソコンには当たり前のようにネットワークコネクタ(10Baseや100Baseなど)が装備されている状況からも、オフィスはもちろんのこと、家庭内でもLANは必要不可欠と言えるのではないでしょうか。

無線LANの普及にも拍車が掛かっているようですが、なぜ無線が使われるのかと言えばLANケーブルを配線する必要がないからですよね。その点は非常に便利で簡単なのは認めます。しかしデメリットも多い。と言うか私はデメリットのほうが多いと思うんです。

  1. アクセスポイントとの通信が建物の構造によってはうまくいかない。最悪の場合接続できない。
  2. スピードが遅い。
  3. セキュリティーの面が不安。
  4. 機器が高価。通信規格が変わると機器そのものを買い換えなくてはならなくなる

現時点での最新の無線LAN機器を使ったとしても、有線LANにかなうものは存在しないといっても過言ではないでしょう。 LANを構築するのなら間違いなく有線LANだ、ということを私は自信を持ってお伝えしたい。

ですが・・・有線LANの最大のデメリットは「LANケーブルが邪魔」だ、ということに他なりません。

家を新築するのであれば、あらかじめ配管や配線しておけば問題ないのですが、今住んでいる家に後から配線するとなるとどうしてもケーブルが露出することになりますので見た目が良くありません。そんなんじゃ私は納得できません。では、どうすればLANケーブルをスッキリと配線できるのでしょうか。

答えは「壁の中や天井内にLANケーブルを通す」です。これが出来れば見た目スッキリ、ケーブルが露出しないので足を引っ掛けることもなくなります。そして有線ですから無線のように接続が切れることもなし、スピードが遅いなあとかセキュリティー大丈夫?なんて気にすることナシ。

そして何より速い!安い!安定!いい事ずくめです。

管理人が実践した、「壁内にケーブルを通す」方法をご紹介します。あなたの家庭内LAN構築にお役に立てることを願います。