タンスの引き出し修理

詰め込み過ぎて引き出しが壊れたよ

もう何年使っているか定かでない(たぶん20年は使ってる)タンスの引き出しが、服の詰め込みすぎで底が抜けました。ていうか壊れる前に着てない服を捨てろって話なんですが、壊れると思ってなくてどんどん詰めちゃったのがマズかったです。タンスは捨てられないし捨てたくもないので何とか修理をしてみようとチャレンジしてみました。

壊れた引き出しの底
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壊れた引き出しの底。服を入れすぎて引き出しの後ろ側の枠が外側に曲がってしまい、底が抜けてます。

この引き出しは一番下の段でGパンとかジャージとかを入れてました。

裏返した様子
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底の奥側が全部外れてしまって、隙間に服が挟まって引っかかる状態。

底板はベニヤでささくれ立っているので、服が挟まるとダメージを受けそう。(実際はまだダメージはありませんが)

角はまだなんとか持ちこたえている
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角はまだ元の形状を保っていて、なんとか持ちこたえています。

でもベニヤが外れたところからはベニヤそのものも割れそうな雰囲気。

補強のための底板を下からあてがう
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補強イメージ

ホームセンターでW900xH450xT9の合板を底板のサイズにカットしてもらい、 底板の下からはめ込みました。

少しきつくて焦りましたがうまい具合にぴったりはまりました。直線のカットはホムセンのカットサービスが便利で正確です。

 

側面にビス留め用の穴を開ける
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底板と側面を木ネジで固定

膨らんだ外枠を真っ直ぐにするためにあれこれ悩みましたが、木ネジで固定する方法が手っ取り早くて確実だろうと考えました。

ということで、外側からはめ込んだ底板に向けて木ネジを打ち込むための穴(3mm)をあけます。9mmの板厚に対して3mmの木ネジを打ち込むなんて、板が割れそうですが気にしません(^^;)

木ネジ打ち込み終了
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7箇所穴あけをして木ネジを打ち込みました。

側板が少し割れてしまいましたが、その割れも含めて強引にネジで締め付けました。

左右の側面への木ビスにはザグリを入れた
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左右の側面に打ち込む木ビスは頭が沈むように開けた穴にザグリを入れました。板厚があったので長さ16mmの皿ビスを使っています。ザグリは単にプラスビットを押し付けて広げただけです。

これで開閉にも問題はないはずです。

完成した引き出しの中
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完成。キレイになりました。引き出しの開閉も問題ありません。

とりあえず見た目はよくなって服が挟まる心配はなくなりましたが、強度的には不安が残るので使ってみて状態を見ていきたいと思います。

底板を木ビスで上から固定
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引き出しの手前側は、底板を側面からの木ネジでしか固定していないのでなんとなく底がフカフカします。

ということで、元の底板から追加した底板へ向けて上から2箇所木ネジを打ち込みました。これで問題ないでしょう。

底が抜けたのはもうだいぶ前のことで、修理しなきゃ、直さなきゃと思いつつ先延ばしにしてました。なんか完成したイメージが掴めないとどうも腰が上がらない性格で臭いものにフタ状態だったんですが 、実際に始めちゃえば完成まで一気に突っ走る事ができるんですよね。こういった事はなんにでも当てはまる様な気がします。自分の場合ですが・・・

なんにせよ直ってよかった。そしてDIYのいいところは直す過程も楽しめるところ、自分のスキルがアップするところです。もっと直したい!っていう気持ちになります。引き出しにレールをつけるとさらにいい感じになるかもね。

カミさんにはこんな話をしてもスルーされるんで、ここでプチ自慢させてもらってます(^^)