LANケーブル自作の必需品。用途に合ったプラグ選びが重要
RJ-45プラグとは、10Base-Tや100Base-TX、1000Base-TなどのイーサネットLANケーブルにつけるプラグのことです。LANケーブルをPCやHUBなどに接続する際はRJ-45プラグにて整端されている必要があります。
といっても、通常PCショップなどで売っているLANケーブルはだいたいプラグ付きですから特に意識することはありません。LANケーブルというものには必ずRJ-45プラグが付いているものですからプラグの名前なんて別にどうでもいいです。
ところが、LANケーブルを自作しよう、または自作している方はご存知かと思いますがさまざまなタイプのプラグが販売されているので、ケーブルに合ったプラグを選択する必要が出てきます。ここではRJ-45プラグの種類と選び方をご紹介します。
プラグ選びにはまずLANケーブルを知る必要があります。LANケーブルにはカテゴリー、単線/ヨリ線仕様、UTP/STPなどの種別があり、それに合わせたRJ-45プラグを使う必要があります。LANケーブルの種別に付いてはLANケーブルの作り方のページに詳しく記述していますのでそちらをご覧下さい。
カテゴリー6対応プラグ
サンワサプライ「ADT-6RJ-10N」単線
ギガビットイーサネット(1000Base-TX)に自作用プラグとして完全対応。
付属のロードバーで導線を確実に並べてからプラグに挿入するので、より確実な整端加工ができます。
10個入
100個入
エレコム「LD-6RJ45T10/T」単線ヨリ線
屈曲に対する耐久性が高い新素材を採用し、通常の使用環境では絶対にツメが折れません。ロードバーを採用し導線のスムーズで正確確実な挿入ができます。
10個入
エレコム「LD-6RJ45T10」単線ヨリ線
1000Base-Tに対応し、高周波数帯域を保障するCAT6ケーブル用RJ45プラグです。ロードバーなしのワンピース構造です。
10個入
カテゴリー5e対応プラグ
サンワサプライ「ADT-RJ45-10SN」単線
プラグ加工にはLANケーブルのヨリを戻す必要がありますが、このヨリ戻しを限りなく短くすることでノイズに強いケーブルにすることができます。
ロードバー使用により確実に整端でき、カテゴリ5eケーブルとしてはハイレベルな自作ケーブルを作り出すことができます。
10個入
50個入
100個入
エレコム「LD-RJ45T10/T」単線ヨリ線
屈曲に対する耐久性が高い新素材を採用し、通常の使用環境では絶対にツメが折れません。10個入り/100個入パッケージがあるので数多く成端するなら100個入がオススメ。
10個入単線仕様
100個入単線仕様
10個入ヨリ線仕様
100個入ヨリ線仕様
対応圧着工具
サンワサプライ「HT-500R」
ラチェット機能がカシメ作業を誰でも簡単に確実に可能にします。RJ-45プラグに加え、モジュラープラグであるRJ-11プラグのカシメもできます。付属の簡易皮むき工具はLANケーブルの被覆むきに便利。
エレコム「LD-KKTP2」
ハンドルが最後まで締らないと戻らないラチェット機構付き。単線/ヨリ線どちらのコネクタもカシメ可能です。
外皮向き工具
サンワサプライ「LAN-TL9」
LANケーブルの被覆をカットするために便利な工具です。ダイヤルによって刃の出方を調整できるので、いろいろな太さのケーブルに対応することができます。
RJ-45プラグといってもこれだけ種類があるとどれを選べばいいのかわからなくなりますが、製作するLANケーブルの種類によって選択すれば良いという事がわかります。特にカテゴリ6のLANケーブルを作る際は当たり前ですがカテゴリ6に対応したプラグを使わないと意味がありません。参考にしてみて下さい。
LANケーブルとRJ-45プラグ、圧着工具を使って快適な家庭内LANを構築してください。