中断していた友人宅のLAN工事を先日行いました。
前編では点検口設置、VDSLターミナルとダイヤルアップルータの天井裏設置、リビングにLANコンセントの設置、までやりましたが、今回は和室へのLANケーブル配線です。ここはすべてを埋め込むのは無理と判断し途中露出配線にしました。
(ここではマンションでの埋込配線(前編)のその後の様子をご紹介しています)
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和室にある押入れ上部の中の様子です。位置関係は手前左側に設置した点検口があります。 LANケーブルを通したい部分に下地の壁ができています。これはどういう意味があるんだろう? |
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仕方ないので、下地をよけてLANケーブルを通す穴を開けます。 本来ならばもっと壁沿いに開けたかったのですが、下地の壁にジャマされる格好でこんなに中側に開けることになってしまいました。この穴から先は露出配線なので目立たないように白いLANケーブルを設置します。 |
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挿入したLANケーブルを点検口側から引っ張ります。 と言っても、開けた穴が大きくならないように和室側からゆっくりとケーブルを押し込んで、入った分だけ点検口から引っ張る、を繰り返しました。 適当な長さまで入ったら、点検口側に入ったLANケーブルを適当な長さに切断してコネクタを取り付けます。 |
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細いモールを使ってLANケーブルを露出配線します。 使ったモールはニューエフモール0号ミルキーホワイトです。ちょうどLANケーブル1本収納することができます。両面テープつきなので設置が簡単。 |
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縦方向にもモールを使ってキレイに設置します。 モールは1本の長さが1mで横方向はちょうど3本ピッタリでした。切断作業がなくてラクでした。LANケーブルを下ろしたところにデスクトップPCを設置するそうです。 |
通した白いLANケーブルにコネクタをつけて、ルータに接続します。 PCの電源を入れて、通信できるか確認。特に問題ないようです。 |
今回のLANケーブル配線は一部露出配線となりましたが、壁の色に似た色のモールを使うと違和感なくスッキリと配線することができます。設置した直後は多少違和感がありますが、見慣れてしまうと全然気にならなくなります。
配線工事を終わらせてみて、改めてモールを使っての露出配線も捨てたものではないなあと実感しました。配線の難易度は全然低くなるので、埋め込みに無理に拘らずにこれからもっと多いに活用するべきだと思いました。
実はこの工事を行う前にトラブルが発生していまして、どうもネット接続が切れてしまうようなのです。ルータの設定ページを見ようとしても「ページが見つかりません」とエラー表示されてしまいます。
元のようにルータを外してVDSLターミナルに直接PCを接続すると、問題なくネットにつながりますのでVDSLが原因ではないようです。
今度はルータを途中にはさんで接続してみますが特に問題なし。念のため私の家に持ち帰って接続してみても異常はありません。快適に動作します。
うーん、なんで接続が切れるんだろう。配線がまずいのか??つながっているのに時間が経つと切れてそれっきり再接続もしない。うーんうーん・・・
配線をもう一度見直してみると、壁の中に通したLANケーブルがVVFケーブル(電源線)に密着していました。そこで電源線のルートを変更してLANケーブルから離してみます。
また、ルータ自体がノイズを受けていることも考えられるため、点検口内のあまりケーブルが配線されていない場所(和室に近い方向)に変更してみます。
対策をとったことでとりあえず接続が切れることはなくなったようです。やっぱり電源と信号は離して設置しないといけないんですね。手を抜いたのがいけなかったようです。
今までこのようなトラブルはなかったので初めての経験でしたが、基本に忠実に行わなければならないことを痛感しました。友人には迷惑を掛けてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。